「遺贈寄付を考え始めたけれど、寄付先を探すのが大変」
「遺贈寄付先の団体の人は、どんな人なんだろう?」
この記事では、gooddoが注目する遺贈寄付先の団体担当者の方へのインタビュー記事をお届けします。
今回は、生物多様性の保全と自然を活かす社会づくりのために活動をする日本自然保護協会(NACS-J )の遺贈・遺産寄付ご担当の鶴田由美子さん
、芝小路晴子さんです。
>>>まずは日本自然保護協会(NACS-J )について知りたい!そんな方は【こちら】の記事をご覧ください!
どのような点が貴団体の事業や組織の魅力だと感じられますか。
1951年、尾瀬の保護運動から70年以上、全国各地にスタッフ・専門家・ボランティアを派遣し、生物多様性の保全と、自然を活かす社会づくりに取り組んでいます。白神山地や知床、沖縄・奄美などの世界遺産や、宮崎県綾町・群馬県みなかみ町などでユネスコエコパークの登録にも貢献してきました。
活動の3本柱として「なくなりそうな自然や絶滅危惧種を守る」「守った自然で地域を元気にする」「自然の守り手を増やす」を掲げています。
働きがいを感じられるタイミングやエピソードがあれば教えてください。
みなさん、老後の生活の財産管理のご不安がありながらも、自然保護への貢献を考え、遺贈寄付のご相談をいただいています。
以前も高齢の姉弟の方から、「二人とも亡くなった後の財産を日本自然保護協会などへ遺贈する予備的遺言を作成しました。弟の病が気がかりでしたので、本当に安心しました。」などのお声をいただき、当会への遺贈寄付を含む遺言が完成されて、ほっとされたと安堵の声をいただいたときは、私たちも大変心が温まりました。
遺贈寄付をご担当される上で心掛けていることはありますか。
人生最後の社会貢献である遺贈寄付は、個人個人でご希望や財産・ご家族構成など細かくご条件が変わります。
自然に少しでも恩返しがしたい、自然を守ることへの貢献ができたら、という想いをいただき、日頃の活動のご報告を行いながら、どういう活動へのご支援を希望されるか、お名前の残し方や、感謝状贈呈などご希望を丁寧にお伺いしながら、法務・税務・終活等の専門家と連携し、最適な形で遺贈寄付を実現するためのサポートを行っています。
遺贈寄付をご担当される中で印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
幼稚園の園長さんをされていた女性・Sさんは子どもたちの未来のために環境教育を普及する活動に役立ててほしい、というご希望を残されていました。ご逝去後、遺言執行者の方から「庭にシジュウカラが来てくれるのよね」と自然を慈しまれ、幼稚園では子どもたちに「お花が咲いたね」というお声がけをよくされていたお話などを伺いました。
ご生前に私たちから直接御礼はできませんでしたが、日々感謝の気持ちを胸に環境教育活動に活用させていただいています。
遺贈寄付をご検討されている方へのメッセージをお願いいたします!
自然を守る活動は、長い時間がかかり、生物多様性の復元活動などでは100年計画なども珍しくありません。ご寄付は、日本の自然の未来に100%役立てられ、全国にスタッフや専門家、ボランティアを派遣する費用や、調査研究費、環境教育のための費用として活用しています。
ご希望により、 定期的に活動報告をお送りし、ご遺言完成時、ご寄付受領時に感謝状・感謝楯を贈呈しています。また、当会へのご寄付は、所得税・相続税等の寄付金控除が受けられます。
遺贈寄付のよいところは、「亡き後の財産の活かし方を、ご自身で決めることができる」「 自分が生きた証や想いを、子や孫の未来に伝え遺すことができる」「 生前の資産が減るものではなく、老後に使い残した財産で寄付できる」という点です。
日本の自然を未来に送るため、ぜひ遺贈寄付や相続財産からのご寄付での、社会貢献をご検討いただけたら、嬉しく思います。どうぞお気軽に担当までご相談ください。
まとめ:日本自然保護協会(NACS-J )への遺贈寄付を考えてみませんか?
この記事では、生物多様性の保全と自然を活かす社会づくりに取り組まれる日本自然保護協会(NACS-J )の鶴田さま、芝小路さまのインタビュー記事をお届けしました。いかがでしたでしょうか。
日本自然保護協会(NACS-J )に少しでも関心を持たれた方には、はじめの一歩として、
団体のページやHPを覗いてみることがおすすめです!