「遺贈寄付を考え始めたけれど、寄付先を探すのが大変」
「遺贈寄付先の団体の人は、どんな人なんだろう?」
この記事では、gooddoが注目する遺贈寄付先の団体担当者の方へのインタビュー記事をお届けします。
今回は、あらゆる人々が自然と共存し、安心してともに生きられる社会を目指すために活動する日本国際ボランティアセンター(JVC)の広報/ファンドレイジングご担当 佐藤 未奈さんと仁茂田 芳枝さんです。
>>>まずは日本国際ボランティアセンターについて知りたい!そんな方は【こちら】の記事をご覧ください!
どのような点が貴団体の事業や組織の魅力だと感じられますか。
かわいそうな人たちを助けてあげる、というスタンスではなく対等な人と人してともに考え乗り越えていこう、という「現地に寄り添う」姿勢を大切にしています。活動内容も、予めこんな援助をしよう、と外から持ち込むのではなく現地のニーズに基づいて事業を組み立てています。
また、足りないものをあげるのではなく、つくる方法を一緒に考える。紛争で傷ついた人々を助けるだけではなく、紛争を起こさない道をつくる。そんな「問題の根本にこだわる」方針が多くの方に支持されていると感じています。(仁茂田)

働きがいを感じられるタイミングやエピソードがあれば教えてください。
現地の人々からの声で活動の成果を知ると、ご寄付をお預かりする立場として、皆さんの思いを現場に届けることができた、という達成感を感じます。
また、ご支援者様とのやりとりで、JVCへの共感・応援の思いや、JVCを信頼して思いを託していただいているというメッセージをいただいたときには、「応援してよかった」と思っていただけるようにしっかりと現地の活動に活かしていきたい、とさらにモチベーションが上がります。(仁茂田)
遺贈寄付をご担当される上で心掛けていることはありますか。
遺贈寄付を担当する上で、まずご支援者様がどのような想いで寄付をして下さるまでに至ったのか、お気持ちを丁寧にお聞きすることから始めています。ご支援者様にとって遺贈は人生の大切な決断であり、不安や疑問をお持ちの方も多いと思います。ご寄付の意義や使途、手続きについて分かりやすくお伝えし、ご支援者様の不安を取り除けるような対話を心がけています。
そして、寄付して良かったと思っていただけるように、活動の報告など、継続したコミュニケーションを大切にしています。(佐藤)
遺贈寄付をご担当される中で印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
あるご支援者様が遺贈寄付を決意され、ご寄付が完了した際に「これで肩の荷が下りた。JVCで良かった。」とほっとした表情でおっしゃっていた姿が印象に残っています。手続きが複雑なこともあり、最初は不安を抱えていらっしゃいましたが、何度も丁寧に説明し、安心していただけるように対話をしながら手続きを進めました。
ご支援者様の想いに寄り添い、何が必要かを見極めて誠実に対応することは、国際協力の現場と共通する姿勢だと思います。(佐藤)

遺贈寄付をご検討されている方へのメッセージをお願いいたします!
遺贈寄付は、ご自身の想いを未来へつないでいく大切な方法です。お手続きなど不安をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、どんな小さな想いも、世界の人々にとって大きな力になります。
私たちは、皆さまのお気持ちに寄り添い、わかりやすく丁寧にサポートいたします。ぜひ一度、ご自身の想いをお聞かせいただき、それを形にするお手伝いをさせていただければと思います。(佐藤)
まとめ:特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンターへの遺贈寄付を考えてみませんか?

この記事では、あらゆる人々が自然と共存し、安心してともに生きられる社会を目指すために活動する日本国際ボランティアセンター(JVC)の佐藤さまと仁茂田さまのインタビュー記事をお届けしました。いかがでしたでしょうか。
日本国際ボランティアセンターに少しでも関心を持たれた方には、はじめの一歩として、
団体のページやHPを覗いてみることがおすすめです!