「遺贈寄付を考え始めたけれど、寄付先を探すのが大変」
「遺贈寄付先の団体の人は、どんな人なんだろう?」
この記事では、gooddoが注目する遺贈寄付先の団体担当者の方へのインタビュー記事をお届けします。
今回は、「命を見捨てない。世界の平和をあきらめない」ために活動をする認定NPO法人 ピースウィンズ・ジャパン
の遺贈寄付ご相談係マネージャー 榛田敦行さん
です。
>>>まずはピースウィンズ・ジャパンについて知りたい!そんな方は【こちら】の記事をご覧ください!
どのような点が貴団体の事業や組織の魅力だと感じられますか。
ピースウィンズは、1996年に日本人(大西健丞、2025年1月現在:経済同友会副代表幹事)が設立した国際NGOです。災害や紛争にあたって、すぐに現場に駆けつける初動の速さと、現場のニーズを大切にする現場主義が特徴です。災害・紛争後も、地域に残って復興まで活動することも多く、これまで世界41か国で活動し、現在も27か国で活動しています。
また、そういうノウハウを活用して、様々な社会課題解決のプラットフォームとしての発展も目指し、災害医療支援、保護犬・保護猫活動、伝統工芸支援、子ども支援なども行っています。
働きがいを感じられるタイミングやエピソードがあれば教えてください。
現場でご寄付が役に立った時、寄付者の方のお気持ちを、いただいたご寄付を、現場に届けることができたと思える時ほど、達成感のある時はありません。
令和6年1月1日に発生した能登半島地震でも、ピースウィンズの災害医療支援チームは、人命救助で大きくニュースでも取り上げていただきましたが、ヘリコプターや船なども駆使して、発災翌日から現場で活動を行いました。
災害が起きた後にいただくご寄付も大変ありがたいのですが、同時に、平時からマンスリー会員や遺贈寄付などで、訓練、設備、人員体制などを支えてくださっている方々のお名前やお顔が目に浮かびました。
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遺贈寄付をご担当される上で心掛けていることはありますか。
この数年、遺贈寄付への関心はとても広がっていて、「遺産の一部でよければ」とか「少額でもよければ」という方も含めて、遺贈寄付に興味をお持ちの方は増えています。
しかし、その多くの方が、結局、遺言書作成などのハードルの高さであきらめてしまう、という状況があり、そこを変えていくことが、遺贈寄付が広がっていく上で、とても大切だと思っています。ですから、私としては、ご相談者様の立場にたって、その方の直面している課題をどうやって解決するのか、ということをお手伝いするのを大切にしています。
逆に、ご相談に乗じて自団体への遺贈寄付を勧誘するようなことはしていませんし、団体としても倫理ガイドラインを策定して遵守しています。
遺贈寄付をご担当される中で印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
どなたということではなく、遺言書の作成に伴走させていただいて、遺言書が完成したときに、ご相談者様からお礼を言われると、いつも、「お礼を申し上げるべきはこちらなのに」と思うのですが、そういう経験は、どれも自分にとって大切な思い出です。
また、遺言執行の際、ご遺族の方は、亡くなられた寄付者様と私たちの団体の関係をご存知ないことも少なくないのですが、遺贈寄付を通して、ご遺族の方もそれまでご存知なかった、故人のやさしいお気持ちなどを知っていただけると、いつも私も感極まってしまいます。
遺贈寄付をご検討されている方へのメッセージをお願いいたします!
未来にむかって「想い」を託したいという皆様のお気持ちを、国内外の被災地・紛争地、保護犬の命を救う活動など、現場に届けられるように、お手伝いをさせてください。遺贈寄付のご相談は、専門の担当者が承ります。まずはお気軽に資料請求、お問い合わせをいただければ幸いです。
まとめ:ピースウィンズ・ジャパンへの遺贈寄付を考えてみませんか?
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この記事では、「命を見捨てない。世界の平和をあきらめない」ために活動をするピースウィンズ・ジャパンの榛田さまのインタビュー記事をお届けしました。いかがでしたでしょうか。
ピースウィンズ・ジャパンに少しでも関心を持たれた方には、はじめの一歩として、
団体のページやHPを覗いてみることがおすすめです!