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認定NPO法人ブリッジフォースマイル(B4S)
活動詳細
- 主な活動テーマ
- ●子ども・教育
●虐待 - 活動エリア
- ●国内
- 活動内容紹介
- 【親を頼れないすべての子どもが 笑顔で暮らせる社会へ】
はじめて一人暮らしを始めたときのこと、覚えていますか――虐待などで親を頼ることができない子どもたちは、児童養護施設や里親家庭などで暮らしています。
ブリッジフォースマイル(B4S)は2004年に設立して以来、こうした子どもたちが自立の際に直面する課題を乗り越えるために、一人暮らし準備セミナーや生活必需品の寄付仲介、就労体験プログラム、進学者向け奨学金プログラム、施設などから巣立った後もつながり続けるための居場所運営、緊急的に身を寄せることができるショートステイ、中長期的な自立を支えるシェアハウスの提供など、さまざまな支援を行っています。
また、2024年度には虐待サバイバーなどの社会的養護につながる機会を持てなかった方も含む、親を頼れない若者たちに向けて相談・支援窓口も開設し、親を頼れないすべての子どもたちが笑顔で暮らせる社会を目指して、活動を続けています。
2024年度は2,175人の子どもたちがB4Sのプログラムを利用しており、その支援活動は82名のスタッフと577人のボランティアが支えています。 - 団体の設立経緯
- B4Sを設立した理事長の林恵子は、こう語っています。
――私の児童養護施設との出会いは、スキルアップのため参加したビジネス研修(JMEC)。
「ある外資系企業の社会貢献プログラムを提案するため児童養護施設のニーズを調査し、企画を作る」というミッションを与えられたことでした。
当時、児童養護施設を訪問してわかったことは、
・施設には、虐待で保護された子どもたちが生活している。虐待を受けた子どもたちは、暴力や暴言で問題を起こしたり、大人がどこまで信頼できるかを試す行動をとったりする。
・職員一人で子ども6人の面倒を見なければいけない。宿直もあり、担当の子が問題を起こせば休日でも駆けつけなければならない。
・精神的にも肉体的にも疲弊し、職員たちは退職していく。子どもたちはさらに大人への不信を募らせていく。
・子どもたちは高校を卒業、もしくは中退すると基本的には施設を出なければならない。
・滞納した家賃と荷物を連帯保証人である施設長に残し、夜逃げをしてしまうケースも。
・自らの命を絶ってしまう若者もいる。
両親がいて、大学までお金の心配もなく育った私は衝撃を受けました。こんな状況が豊かな日本にあるなんて。私は何ができるのかを必死で考え、児童養護施設と社会をつなぐNPOの構想をつくりました。でも、研修のチームメンバーもクライアントも、重すぎる現状と私の壮大すぎる提案をお断り。
誰もやらないなら、私がやらなくちゃ。知ってしまった責任と使命感。
体の奥底から湧き上がってくる衝動に突き動かされ、自分でNPOを作ることを決意しました。
「あなたのがんばり次第で人生どうにでもなるよ、がんばって」――。
NPOを立ち上げたばかりのころの私は、子どもたちを応援するつもりで、こんな言葉をかけていました。
しかし、これまで貧困や虐待に苦しんできた子どもたちは、「世のなかには、自分のがんばりだけでは、どうしようもないことがたくさんある」「どうせがんばっても、どうにもならない」という思いを抱えていました。親を頼れない子どもたちが抱える不安や絶望を、私はまったく理解できていなかったのです。
「親を頼れなくても、私は大丈夫」子どもたちがそう言って心から笑えるようになるために、がんばるのは子どもではなく大人たちです。親を頼れない子どもたちが、自分の未来をワクワクしながら描ける社会をつくるため、ぜひお力を貸してください。
寄付について
- 遺贈の種類と寄付する財産
- 主に現預金のご寄付を受け付けております。
不動産や有価証券など、値動きのあるご資産のご寄付をご希望の場合は、遺言執行者によって換価処分(換金)していただき、それに必要な税金や諸経費を差し引いた金額を寄付いただくような記載(換価型遺贈)をお願いしております。
やむを得ない場合、内容により現物遺贈も検討可能ですが、お受けできない場合もございますので、まずは遺言書作成前にご相談いただけますと幸いです。 - 遺贈寄付の使途
- あなたのご支援で、親を頼れない子どもたちの巣立ち前から巣立ち後をサポートすることができます。
主に、児童養護施設で暮らす子どもたち向けに行う一人暮らし準備セミナーや生活必需品の寄付仲介、就労体験プログラム、緊急的に身を寄せることができるショートステイ、中長期的な自立を支えるシェアハウスの提供、社会的養護の経験の有無を問わずメッセージアプリやお電話などを通して適切な支援に繋げる相談支援の運営など、幅広い形で支援運営に活用させていただきます。 - 対応可能項目
- ●所得税の寄付金控除
●相続財産からの寄付における相続税の控除
●包括遺贈の相談
●対面相談
●寄付金の使途指定
●団体からの感謝状・表彰の授与