公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団(iPS財団)
活動詳細
- 主な活動テーマ
- ●医療・難病
- 活動エリア
- ●国内
- 活動内容紹介
- 【最適なiPS細胞技術を、良心的な価格で届ける。】
iPS財団では、病気で苦しむ患者さんに一日も早くiPS細胞を用いた再生医療をお届けできるよう活動しています。
新しい治療法の研究開発には膨大な時間と費用を要し、実用化に至らないケースも少なくありません。また実用化されても、非常に高額な医療となり必要とする患者さんに届かない事態を避けるためには、研究機関と産業界をつなぐ「橋渡し」の機能が不可欠です。
iPS財団では、産業界にとって大きな課題となる、iPS細胞の製造や品質評価の工程を一手に引き受け、品質の高いiPS細胞を良心的な価格で提供することで、産業界での研究開発~実用化までの道のりをサポートしています。 - 団体の設立経緯
- 山中伸弥教授は、2006年にマウスのiPS細胞、2007年にはヒトのiPS細胞の論文を発表しました。
iPS財団は、iPS細胞技術の実用化に向けて、2010年より活動を開始していた京都大学iPS細胞研究所(CiRA)から一部機能を分離する形で、2019年9月に設立、2020年4月から公益財団法人として活動しています。
品質の高い再生医療用iPS細胞の製造や保管、品質評価などの技術を産業界へと「橋渡し」する機能を担い、公平かつ適正な価格でiPS細胞を提供するとともに、次世代iPS細胞の開発を通じて、再生医療の推進に貢献しています。
寄付について
- 遺贈の種類と寄付する財産
- 不動産や有価証券等の評価性資産については、原則、遺言執行者に現金化いただいた上でのご寄付をお願いしています。
換価が難しい場合は、提携する公益財団法人京都地域創造基金を通じた
iPS財団へのご寄付もお受けしています。遺留分侵害などの可能性がある場合には、事前にご相談ください。
※京都地域創造基金を通じてご寄付される際は、所定の手数料・報酬等がかかります。 - 遺贈寄付の使途
- ご寄付は下記のような公益目的事業等にあてられます。ご希望に応じ使途の選択も可能です。
・iPS細胞や分化細胞の製造・提供等(iPS細胞ストックプロジェクト)
ドナーさんの血液から品質の高いiPS細胞を製造し備蓄・提供。2023年からはゲノム編集により拒絶反応のリスクを小さくしたiPS細胞の提供を開始。
・次世代iPS細胞の研究開発等(my iPSプロジェクト)
患者さん自身のiPS細胞を用いた再生医療の普及を目指す。その課題となる製造時間短縮やコスト削減のため、自動培養装置の技術開発や、機械化に適したiPS細胞の培養方法の研究を行う。 - 対応可能項目
- ●所得税の寄付金控除
●相続財産からの寄付における相続税の控除
●包括遺贈の相談
●対面相談
●寄付金の使途指定
●団体からの感謝状・表彰の授与